ブルガリアでの監督の仕事、PFC Slavia Sofia
松井大輔選手なども所属していたブルガリアの首都ソフィアにあるチーム、FCスラヴィア
そのチームでピーターキロフは選手として、そしてのちに監督として活躍し、今でも国で一番若くして監督になったという記録を保持しています。
実は長い間、ライセンス更新の際は、Aライセンスではなく、現時点で世界最高峰のライセンスであるPROライセンスを受け、取得後、FCスラヴィアのチームの監督として戻って来ないか?というオファーをいただいていました。
ヨーロッパにプロの監督として再び仕事ができることは非常に魅力的であり、随分悩みましたが、数ヶ月前に電話でお断りをし、今回は直接父のような存在でもあるクラブのオーナーに、自分の気持ちを伝えるためにも、ブルガリアでライセンスの更新を行いました。
日本という国、日本人に対して、そして私に対しても、特別な感情を持っていてくれ、地元の名門大学とも交渉をして、日本人選手がスラヴィアでプレーをすることになった場合は、大学にも通えるという制度も考えてくれるなど、有り難いお話だったのですが、私自身の現在の状況や家族のこと、将来の方向性、また世界情勢など、様々なことを考慮した上で、数年かかりましたが、やっと今回決断に至りました。
お断りしたのにも関わらず、試合のあった日には運転手付きの高級車で送迎、オーナーのご自宅でのお食事などにも招かれ、暖かく対応してくれました。
またこのクラブで日本人選手が活躍してくれる日が来れば嬉しいです。



